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「闇の果てから」ネタバレ感想 津雲むつみ 貴子を襲った犯人

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津雲むつみの漫画「闇の果てから」は、過去に忌まわしい体験をした女性が、同じ事件の第一発見者となって目の当たりにしたことにより再び事件に関わってしまうお話です。

「闇の果てから」のネタバレ

漫画家のアシスタントをしている佐野貴子はその日、仕事に熱中して徹夜をしてしまいました。時計を見ると、すでに早朝の6時。飼い犬のバブを連れて散歩にでかけた貴子でしたが、バブが何かを見つけたかのように吠え出し、そこに向かって走り出します。

そこで貴子が見つけたものは・・・幼い女の子が草むらの中で倒れている死体でした。ショックのあまり、貴子はその場で気を失い、バブが家に戻ってきたことで異変に気づいた家族が探しにきました。貴子と女の子の遺体を発見した両親はすぐに警察に通報し、一帯は封鎖されて捜査されます。

その女の子は5歳で、一昨日から捜索願が出されており、変質者によって暴行の末に殺されてしまったことがわかります。貴子は自宅へ運ばれましたが、過去の記憶が蘇り、嘔吐が止まらなくなります。貴子には忌まわしい過去ーー亡くなった女の子と同じ目にあわされていたのです。

蘇ってきた忌まわしい過去

貴子は第一発見者として警察に事件の状況を聞きたい、と何度も請われます。両親は貴子が過去のこともあり人一倍ショックを受けていて話せない、と断りますがほうっておくと次の被害者が出るからと言われれば断れません。貴子はなんとか起き上がって刑事・高橋と話をします。そして、犯人が乗っていた可能性がある白のワゴンがそばに止まっていたことを思い出すのです。

刑事がもっと深くさぐりを入れようとすると、犯人があの車に乗っていた・・・と貴子の脳裏に昔、自分にいたずらした変質者の記憶が蘇ってきて吐きながら倒れてしまいます。

男性恐怖症になった貴子の心を開くのは?

過去の事件のせいで、貴子は男性恐怖症になっていました。刑事の高橋とは事件を通してひかれあうようになりますが、彼はそのことを知って、慎重に貴子を怖がらせないように「レッスン」をしつつ関係を近づけていきます。高橋のことを愛するようになりながらも、あの事件のせいで愛しあおうとしても吐いてしまう貴子。心の傷が、ふたりの関係をはばみます。

貴子はなんとかそんな自分を克服したい、と思いながら高橋の包み込むような優しさと愛に触れて、凍りついた体も心も次第に溶けていって・・・

貴子にいたずらした犯人は誰か?

幼女誘拐犯を追っていく中で、貴子はあやふやになってしまっていた過去の幼い少女だった自分にいたずらをした犯人が誰なのかを探し始めます。「誰にも言うんじゃない、これは秘密だよ」と、モンスターのように自分を引き裂いた犯人。

恐怖で長い間、過去の記憶を封印していた貴子は犯人のことを調べ始めます。倒れていた貴子を見つけたのは兄の裕二で、裕二はそれ以来、貴子に過保護になっていました。そしてその犯人じつは裕二の身近な人物だったのです。犯人は・・・

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