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漫画「U12」ネタバレ感想 闇川コウ

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闇川コウ作、漫画「U12」は、ある日突然12人の少女たちがさらわれて閉じ込められ、「君達の人権を停止する」と言われてしまうサバイバルパニックです。ネタバレ感想なのでご注意ください。

「U12」ネタバレ

誘拐されて人権を剥奪される

通常国会にて、ある法案が可決されてその法律によりごく一部の人々の人生が一変した。

突然拉致され、目覚めると見知らぬ場所で目覚めた少年少女たち。謎の老人が現れて「本日をもって、君たち12人の人権を停止させていただきます」と宣言される。人権、の意味すらわからない幼い子供たち。

親からもすでに同意は得ている、と老人は告げる。携帯を持った子が電話で警察を呼ぼうとしても、外との通信はできない。さらに、老人は政府から仕事を委託されているという。

13人目の少女

気の強い子が逃げ出そうとしても、脱走は決して許されない。法に基づいてここに連れてこられた12人は、本人が何か悪いことをしたわけではなく、何かに選ばれたので集められたのです。そして、この世界に、彼らの居場所はもうない。

ふと、部屋の隅に小汚い少女がおり、「13人目」である彼女はずっと以前からいた様子でした。

三田琴美は、12人の子供たちの中で千代田かなめだけはほかの子と違い、平然としていることに気づく。

ずっと部屋に閉じ込められながらも待遇は悪くなく、日に三度の食事が届けられて遊ぶことも許されている。時間がたつにつれ、緊張感がとけてみんなはなじみはじめたものの、13人目の少女はブツブツとひとりごとを言って隅っこから動こうとしない。

お楽しみ会が始まる

ところがある日、老人がやってきて「時間です。全員表に出なさい」と命令される。案内された先は、どう見ても薄汚れた刑務所で、監獄の中は「ピチピチの小学生だぜ!」というひわいな声をあげる男たちが閉じ込められていた。

老人は囚人たちは政府によって超法規的な刑務所に収監した特殊なやつらだ、と言い幼い少年少女ばかりを狙って捕まった異常犯罪者たちだという。外界に決して出してはならない、超凶悪な犯罪者たち。

12人の少年少女たちが連れてこられ、人権を放棄させられた理由ーーそれは「受刑者の人権を最大限尊重し、その要望を叶えるべく事件喪失者はその介護につとめること」という新しい法案が通ったからです。

最低最悪の犯罪者たちの生贄にされる

つまり、12人は彼らの「イケニエ」として差し出される・・・老人は「お楽しみ会」を開くといい、時間は30分間で「どんなことがあっても不問」だと告げる。

そして13人目の少女が暴れながら抵抗しつつ釣れられてきて、「新しい子が来たんだから、私はもう自由なはずでしょ!」と、あんな目に遭うのはもう嫌だ、と叫ぶ。

そして凶悪な犯罪者たちが房から放たれ、見るからに変態で頭がおかしい白鳥麗一が「おんなのこだあ」と襲いかかってきた。

12人は逃げ出すが、13人目の少女は足をくじいて逃げられず、白鳥の餌食にされる。耳をふさぎたくなるような悲惨な悲鳴。琴美は少女を助けるために戻るが、少女はすでにバラバラに壊されて死んでいた。

かなめに助けられる琴美

白鳥に捕まえられ、絶体絶命の琴美。もうだめだ、と思った瞬間に助けてくれたのはかなめだった。かなめは笛をふたつに割って白鳥の頭に突き刺して倒した。

30分が経過し、「生還おめでとう」と老人がやってくる。しかしこれはまだ、たった1回目・・・ここで生き抜くために理不尽な世界に耐えながら何をやってでも生き抜かなければならないのだった。

感想・いろんな意味で恐い

どういう基準で選ばれたのかすらわからない、そしてどんな意味があるのかわからない犯罪者たちのために用意された少年少女たち。

かなりエグい設定ですね・・・。何か悪いことをして閉じ込められたのならともかく、普通に生きていた子供が突然こんな目にあわされるなんて理不尽このうえありません。

連れてこられた12人の前に、すでに同じことが行われていたことが匂わされており、せっかく地獄を生き延びた13人目は初回であっさりやられてしまいます。

化物や幽霊ものも怖いですが、性犯罪者たちがいるオリに放り込まれる恐怖、というのはもっと怖いかも。なお、直接的な描写はないのでエロに期待しているなら期待ハズレになります。12人の子供たちのサバイバルがメインのストーリーです。

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