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「高台家の人々」ネタバレ感想 森本梢子

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森本梢子先生の漫画「高台家の人々」は、テレパスの名門一家の息子がニューヨークからやってきて、地味な妄想女子に恋してしまう、という超能力系ラブロマンスです。一家そろって他人の思考が読めてしまう高台家の人々とつきあうことになった平野木絵は・・・

「高台家の人々」のネタバレ

平野木絵は、地味で空想をするのが好きな独身OL。ある朝、会社に出社するとニューヨーク支社からやってきたイケメンエリートの高台光正の話題でもちきりでした。

青い目をした彼は、元華族で名門の高台家で、なおかつイギリス人のおばあさまがいるクオーター。女子社員たちが彼目当てで朝早くに出社するほどの人気。

平凡なサラリーマンの庶民家庭で育った木絵にとっては、遠い世界の人のようでみんなのように騒ごうとは思いませんが、空想はします。

イギリスから来たから、「実は彼は王位をめぐる陰謀に巻き込まれて、命からがら日本に逃れてきた」というストーリーを脳内で再生してみたり、エレベーターの中でハリウッド映画ばりの救出劇を描いてみたり。

頭の中が読まれている?

ぼんやりとそんな妄想をしていただけですが、光正はいきなり「ぷっ」と笑い出します。声に出していないので、彼に自分の空想がわかるはずもありません。それなのに、木絵が何かを空想するたびに、まるでその考えを読み取ったかのように光正は笑い出すのです。

自己紹介もしていないのに光正は彼女の名前を知っていて、ディナーに誘ってきます。かっこ良くて優しい彼がほしいなあとは漠然と思っていた木絵でしたが、まさかスペック高すぎな光正から誘われるとは思わず、どうしてなんだろう、と不思議に思います。

なんとなく、木絵は彼に「高台さんって、人の考えていることがわかるの?」と聞いてしまいます。でも、彼は否定して「そんなことができたら、不幸だよね」と悲しそうな顔をします。

心の中で木絵が『好きです!』と叫ぶと「僕も」と微笑む光正に、やはり心が読めるのではないのかと疑ってしまうのでした。

一家揃ってテレパス

木絵はまだはっきりと高台家の人々がテレパスであるとはしりませんが、光正の妹と弟もまたテレパスでした。今まで光正は、他人の本音なんか知らないほうがいいし、相手の嫌な面を知って傷ついたりがっかりしてきました。

それで他人と深く関わることを避けるようになっていたのですが、木絵のまったく悪意のない思考と面白すぎる空想がすっかり好きになってしまい交際することにしたのです。

登場人物たちひとりひとりが個性的で、不思議な能力があることの面白さよりも、能力を持ったことによる恋愛の難しさや、木絵と光正が恋を育んでいく場面などが見どころです。

木絵の妄想力の高さも注目で、毎回笑ってしまうような空想が展開されています。まだ連載中ですから、ふたりの恋の行方が気になりますね〜

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