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最下層キャバ嬢 ネタバレ結末 美堂ひさ

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美堂ひさ先生の漫画「最下層キャバ嬢」は10歳以上年齢をサバ読んで、「ぽっちゃり体型」をアピールして六本木の三流キャバクラに勤めるマリエが、成績が悪くてドツボにハマっていく泥沼が描かれています。

「最下層キャバ嬢」のネタバレ

おしゃれな六本木の夜の店、とはいっても一流の高級キャバではなく、そこで働けなかったキャストで成り立つ三流の店でキャバ嬢をしている38歳のマリエ。

場末の店であっても、「六本木で働いている」というプライドだけでなんとか頑張っていました。年齢的にも、容姿的にもほかのキャストたちと比べてかなり見劣りがするマリエは「ぽっちゃり系」という売りで一部のマニアには受けていたのもの、ここ数週間指名なし。

店一番の売れっ子のえりなのヘルプにつくくらいしか、仕事がありません。しかも、やってくる客たちはおさわり禁止なのにペタペタ触ってきてセクハラ放題。

さりげなく断っても「俺達はえりなちゃん目当てで来ている。何気取ってんだよ、デブ!」と罵られてしまいます。

年をくっている、オバサンなんかいらない、とひどい言葉を投げつけられて傷つくマリエ。黒服たちもえりなであれば守ってあげているのに、稼ぎの少ないマリエがセクハラされていても知らんぷりです。

さらにえりなは「この人、あたしのヘルプにつけるのやめて」と言い出し、ポチャでかわいいならともかく、雰囲気まで悪くするなんてたまらないと上から目線。

マネージャーからは「今月は指名ゼロ。自分の売りを自覚してもらないと。給料だって減らすよ」と無情なことを言われ、マリエはますます窮地に陥ります。

仲間のキャストたちも裏で「あんなのやめさせればいいのに」「あの容姿でよくキャバ嬢なんて務まるよね」と悪口を言いたい放題。あんなのがいるとお店の格が下がる、とえりなが発言し、マリエは居場所がないと感じます。

そもそもマリエだって、キャバ嬢になるために東京に出てきたわけではなく、小学校のときに両親が離婚して再婚した母親についていったものの、新しい家族になじめなかったから上京しました。

最初に入った会社は倒産、再就職してもリストラ、派遣に登録しても仕事はこない、と貧困のどん底におちいりやむなく雑誌の求人で見たキャバ嬢の仕事に応募して年齢をサバ読みし、「ぽっちゃり系」を売りにスタートしたのです。

お金が一気に入り、ブランドのバッグやアクセサリーを手に入れ、羽振りのいい生活を家族に見せつけてやっと「自分の居場所」を見つけた気になっていたのに、なんの努力もしなかったために自分磨きどころか、常連客すら離れて何もなくなったのでした。

鏡を見ると、化粧を落とした顔は年齢以上に老けたおばさんで、化粧品も華やかに着飾るための洋服代も馬鹿になりません。お客様と恋愛ごっこをするその裏では、人知れず努力が必要だったのです。

「最下層キャバ嬢」の結末

ある日、とうとうマネージャーが「君と同じテーブルにつくのが嫌だとキャストが言っているから、裏方に回って」と、エプロンをつけて食器洗いをする仕事をさせられてしまいます。

それを見て馬鹿にする同僚たち・・・屈辱にふるえながらも、「絶対に指名をとってやる!」とマリエは真剣に営業を開始します。

やっと入った指名客は、マリエがたくさん連絡をくれたから来た、と言いますが支払いの段になるとしぶります。「悪いけど、今日は付けにしてもらっていい?」という客を断りきれず、マリエは代わりに支払うハメになりましたが、彼は現れなくなり・・・

マリエはとうとう禁じ手である「枕営業」をして、道を踏み外してしまいます。

なお、この漫画は短編集になっており、表題作のほかに以下の4作品が含まれています。

・本当のワタシ
・姉と妹
・私のせいじゃない
・うざったい女

-漫画

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