おすすめ漫画

ルームメイト(漫画) ネタバレ 武富健治

更新日:


作画・武富健治、原作・今邑彩の漫画「ルームメイト」は、『多重人格』をテーマとしたミステリーです。

不動産屋で知り合ったばかりの女の子・麗子と同居してルームメイトになった女子大生・春海。同居生活の最初はうまくいっていたものの、突然麗子が別人のように豹変し、失踪してしまう。

麗子の後を追うほどに深まっていく謎。そして麗子が『多重人格』だったと判明して・・・

ルームメイトのあらすじ

 

女子大生・春海は不動産屋で部屋を探していたものの、なかなか予算に合う物件が見つからずに悩んでいました。そこに現れたのが同年代で京都からやってきた、という麗子。麗子は春海に「一緒に住んでルームメイトになりましょう」と提案します。

品のある、親しみやすい雰囲気の麗子にすっかり気を許してしまった春海は、相手の素性も知らないままに同居することを承諾します。

出会ったばかりの他人との同居生活。部屋代は折半するという取り決めで、麗子は毎月25日にきちんとお金を振り込むと約束していました。

ところが、そのお金が振り込まれていません。最近の麗子は様子がおかしくなり、おとなしめだった服装が派手に、趣味も雰囲気も別人のように変わっていたのです。

連絡がとれなくなった春海は、実家だという京都に電話をかけると『麗子』と名乗る女性につながりますが、それは別人の麗子でした。「ルームメイト? なんやさっぱりわからへん」と言われ、春海は混乱します。同姓同名の別人? それとも偽名を使っていた?

春海は麗子が一体何者なのか、探し始めるのです。

 

多重人格者だった麗子

 

春海は麗子の行方を追って、彼女の部屋に入り、手がかりとなるものを探します。電話機に登録されていた番号にダイヤルすると、麗子は『由紀』という名前で松下という男性の妻になっていたことが判明。さらに実家だと言っていた京都に行くと、本物の「西村麗子」がいました。

「西村麗子」は、なんと『麗子』の娘で大学生。『麗子』は娘になりすまして春海と暮らしていたのです。そして本名は『青柳麻美』で、しかも年齢は42歳。異常なほど若く見える容姿だったため、春海は『青柳麻美』が大学生だと信じて疑いませんでした。

春海は一緒についてきてもらった先輩の工藤とともに、ひいおばあさんから『青柳麻美』が平田という男性と結婚してDVのためにすぐ離婚、再婚した男性との間に麗子が生まれたものの、またすぐに離婚した、と説明されます。

そして時折、彼女が別人のようになってしまうこと、ネイティブ並みの英語で何かを話していることも知ります。『青柳麻美』はもともとアメリカで暮らしており、両親は現地で事故で亡くなっていたのです。

それらの話から、工藤は麻美が多重人格者ではないか、と春海に告げて幼いころのトラウマが原因で発症したと推測します。

感想 ミイラ取りがミイラに

 

多重人格だったルームメイトの足取りを探しながら、春海と工藤もまた、自らの内側にある闇に引きこまれていくようになります。

亡くなった兄にそっくりだという先輩の工藤。春海は大好きだった兄の面影を彼の上に重ねて、次第に惹かれていきますが・・・。

深淵を覗くものは、深淵にも等しく覗かれる。ミイラ取りがミイラになる、怖い展開が待っています。

一体誰が犯人なのか? そして春海自身が知らない春海の秘密とは?

ミステリーの結末は、あなた自身でどうぞ。

-おすすめ漫画

Copyright© ナナイロノウミ , 2018 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.