漫画

「ライジングサン」ネタバレ感想 藤原さとし

投稿日:


藤原さとしの「ライジングサン」は元自衛官による作者が描く、自衛隊に憧れて高卒で入隊した青年・甲斐一気が新隊員として成長していく物語です。

「ライジングサン」のネタバレ

高校生・甲斐一気は元気がありあまっている問題児で、将来の進路に悩んでいました。野山を駆け巡り、自分が一体何をしたいのかと走り回っているときに、重い荷物を抱えた体格のいい男性と出会います。

陸上自衛官だという伊達の「どうせ働くなら一人の社長のためより、国のために働くほうが面白そうじゃねーか」という言葉に心を揺さぶられるイッキ。

内定がとれそうだった会社への就職をとりやめて、自衛隊の採用試験に挑みます。そこにいたのは、同じく自衛官候補生たちでした。それぞれの理由から、入隊を希望している面々です。

バディとなる来嶋 誠はオリンピックのボクシング選手出場を目指す男で、いまいちそりが合いません。公務員試験を受けて自衛隊にしか受からずに仕方なくきた広瀬 優香、父親がレンジャーで本気で取り組む神崎 涼子、といった女性自衛官候補もいます。

イッキは自衛隊の中でも最も過酷だと言われるレンジャーに興味を持ちますが・・・

災害派遣で注目されている自衛隊の活躍

3・11で被災地の映像を見て、何もできないもどかしさに国民が胸を痛めている中で、ひたすら愚直に被災地で救助活動を続けた自衛隊に感動を覚えた方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。わたしも被災者を第一に、自己犠牲的に奉仕する自衛官たちの姿に胸を打たれたひとりです。

それまでは「自衛隊って何をしているのかよくわからない」存在でしたが、国民が危急の折には一番に駆けつけてくれる組織だとわかりました。

この漫画「ライジングサン」は、隊員たちがどのような訓練を受けているのか、そして国民への奉仕と自己犠牲精神をもち、危険を顧みずに任務を遂行するのか、という過程が描かれています。

ひとりの青年が新隊員として苦労しながら、同期の仲間たちとの連帯を深めつつ成長する、という等身大のストーリーにも共感しやすいです。

漫画ですから、現役自衛官の方が読めばいくらか現実とは違う点もあるかと思いますが、自衛隊とまったく縁のない一般人にとってみれば「大体こんな雰囲気で自衛官の方たちが訓練されているのだろうなあ」と、面白く読めました。

自衛隊ってどういうところなんだろう?と、興味がある方におすすめの漫画です。

-漫画

Copyright© ナナイロノウミ , 2018 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.