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同じ月を見ている ネタバレ 土田世紀

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土田世紀作「同じ月を見ている」は、外国の大使の娘・エリを好きになった心の綺麗なドンちゃんと、ドンちゃんを恋敵に思い、自分の罪をなすりつけて逃げ出したてっちゃんが織りなす、愛と友情の物語です。

同じ月を見ているのネタバレ

父子家庭で呑んだくれの父親に育てられたドンちゃんには、ひとつ大きな才能がありました。

それは一瞬で相手の心を読み取り、絵にすること。軽井沢の丘の上に住んでいる「ガイジン」こと、外国からの大使であるコールドマンにその絵の才能を見つけられます。

コールドマンには日本人の妻との間に娘であるエリがいますが、心臓疾患で療養しており、外にほとんど出られません。コールドマンはドンちゃんと幼なじみのてっちゃんを招待して、彼らをエリにあわせます。

エリの目の前で、彼女が一番欲しがっていた犬の絵を描いたドンちゃんは、その日からエリの友達になります。エリの毎年の誕生日に、自分が描いた絵を贈るドンちゃん。

貧乏で何も買えませんが、エリはドンちゃんの絵を喜んで「わたしが20歳になるまで、毎年絵を描いてほしい」と願い、ドンちゃんとゆびきりするのです。

20歳の誕生日を迎えるエリ

時は流れ・・・なんとドンちゃんは大使館に放火した犯人として少年院に入っており、そこから脱走します。

もうすぐ、エリの20歳の誕生日。ドンちゃんの目的は、あきらかでした。脱走してでもエリと交わした約束を守ろうとしていたのです。

病弱だったエリでしたが、大人になるころにはすっかり健康で美しい娘に成長していました。

華やかな誕生パーティーで、エリは医学生になったてっちゃんに「ドンちゃんもいてくれたら」と語りますが・・・

ひたむきで純粋な愛

悲惨な境遇で育ったにもかかわらず、ドンちゃんは成長しても純粋で心が綺麗なままでした。

やってもいない罪をなすりつけられても、幼なじみを恨まず、それどころかエリとの幸せを願います。ちょっぴり悲しいハッピーエンド。ドンちゃんには幸せになってもらいたかったです。いや、彼はこれで幸せなのかな・・・。

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