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溺れる花火 ネタバレ 全2巻 峰浪りょう


峰浪りょう作の漫画、「溺れる花火」のネタバレ感想です。

花火の季節になると思い出す、ひと夏の出来事。

二人の女の間で翻弄され、揺れ続け、本当に好きだったのはどちらだったのか・・・

結末は、ちょっぴりホラーテイストでした。

若い男女の危ういバランスの上に成り立っている関係や、青春のドロドロが描かれています。

溺れる花火のあらすじ

 

泳太が高校生の頃に惹かれたのは、青白い顔をした、生身の人間とは思えないような病弱な小秋。

告白して付き合いますが、体の弱さゆえにふれあうことはできません。

わかったうえで付き合っていたのに、大学に入り、19歳になった泳太は健康な欲望を持て余し始めます。

小秋のことを大切に思い、「俺たちは心で深くつながっている」と言い聞かせながらも、本心は普通の健康な女の子と思い切り遊びたい・・・

入院している小秋の見舞いに行くと、小秋そっくりの従姉妹の夏澄と出会い、泳太は生身で触れ合える「女」がそこにいると初めて感じたのです。

そして、欲望で窒息しそうな泳太に、夏澄は「小秋の代償」になってあげる、と言い出して・・・

 

二人の女の間で翻弄される泳太

 

泳太は自分の欲望に負けてしまい、夏澄と一緒にいたことで「今年こそ花火を一緒に見る」という小秋との約束を破ってしまいます。

じつはそれこそが「小秋の策略」であったことが、第二巻でわかります。

夏澄が泳太に近づいてきたのは小秋の差し金であり、真実がわかるとゾッとします。

病弱でなよやかに見えた小秋は誰よりも泳太に執着しており、どんな手を使ってでも泳太を自分に縛りつけて逃さないようにしていたのです。

夏澄との肉欲に溺れ、誰を本当に好きなのかわからなくなってしまった泳太は、その後佐保と出会ったことで「俺のことを好きと言ってくれる人」が欲しかった、と悟ります。

 

衝撃のラスト「最後の花火」

 

ラストは衝撃の展開で終わりました。

別れを告げようとした泳太に、小秋は泣いて「最後に、泳太と二人で花火を観に行きたい」とお願いします。

去年の花火は、泳太が夏澄と過ごしたせいで、一緒に見られなかったから・・・

人気のない川岸から、打ち上げられる美しい花火を見ている二人。

そのとき、小秋の口から衝撃の真実が打ち明けられます。

結末は、ぜひあなた自身で読んでみてくださいね。