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まんが名前のない女たち その後 ネタバレ

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つかさき有・中村淳彦作「まんが名前のない女たち その後」は、前作と同様に借金や何らかの理由でお金を必要としている女性たちが、身をお金に替えて、心も体も疲れ果てていくストーリーになっています。

この漫画はノンフィクションを原作としているため、「本当に起こった出来事」を題材としています。あまりにもひどい扱いをされ、メンタルをやられてしまう女性たち。報酬と引き換えに、失うものが多い世界でもあります。

「まんが名前のない女たち その後」のネタバレ

かつては美しかった女、そして画面の中で男たちを魅了したビデオ女優ーー栗原さやかは、色気のある女優として人気を博していました。そんな人気女優だった彼女は、今ではもう37歳。

女優業はほんの好奇心で手をだした薬物のせいでクビになってしまい、働く場所などなく、ストレスがたまって際限なく飲み食いしていたせいで、男たちを魅了したすっきりとした美しい肢体も、ぶくぶくの醜い体に。

太っている醜い女には、もう体の価値など無きに等しく、出会いの喫茶でしょぼいお金と引き換えにやって食いつないでいました。

そんなときに出会ったのが今の彼で、太って醜くなった彼女の面倒を見てくれる優しい人でしたが、さやかは彼の優しさに甘え過ぎてしまいます。

「あたしをひとりさせてよく平気ね!」と、仕事に出かける彼に、罵詈雑言を浴びせ、リスカをして脅すような日々。

そんな地獄のような日々に彼もまた、うんざりとした様子を見せるようになり、ますます暴飲暴食をして・・・

心まで病んでしまった女達の人生のその後は?

もともと、複雑な生い立ちの女性がビデオ女優になっていることが多いですが、この漫画の女性たちは一時的に人気が出てお金を稼げても、その代償であるかのように精神を病んでいきます。

結局、お金を手にれても愛に飢えつづけ、誰も守ってくれる人がいない自分が惨めで寂しいと気づくのです。

寂しさを誰かで埋めようとしても、それは代償行為でしかなく、自らを傷つけても痛みで麻痺するだけでどこにも行くことはできない。

病んでいる・・・ということは、自分も周りも不幸にし続けることです。

リアルを原作としているせいか、どの話も結局救いがなく、読んだあとに重苦しさが残る漫画でした。

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