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「私の少年」第七話 境界 ネタバレ感想 高野ひと深

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真修の弟である遼一が夜遅くにいなくなり、聡子に助けを求めた前回。

第七話では、聡子が自分と真修が「赤の他人」であることに戸惑いを感じる回です。

「私の少年・第七話 境界」のネタバレ

弟が帰ってこない

聡子の家から帰ったはずの真修が戻ってきて、弟の遼一が帰ってこないと泣きそうな顔になります。お父さんは今日は帰ってこれないかもしれないと言っていた、どうしよう、と動揺する真修に「落ち着いて。ゆっくり話してみようか」と、大人の余裕を見せる聡子。

けれど、内心では聡子も動揺しまくりでした。弟は友達の家に寄ると言っていて、真修が電話で確かめるととっくに帰ったと言われていました。

聡子は真修に一度、家に戻って書き置きがないかどうか見てみようと提案します。

真修の母親の遺影

真修の自宅は一軒家でしたが、庭は荒れ果てた様子でした。そして家に上がり込むことに、聡子は「不法侵入になるかも」と気後れします。とりあえず仕方ないから、と家に入る聡子でしたが、家の中は想像以上に散らかっており、真夏なのにセーターが落ちていました。

レトルトやコンビニ弁当の容器、部屋中に脱ぎ捨てられた服が散らばっています。

二階に上がると、そこには仏壇と真修の母親と思われる遺影があり、聡子は「私は間違っているのではないか」と、他人の家に土足であがりこむことに恐れを感じます。

説明できない自分の立場

部屋中を探してみて、やはりどこにもいない弟に真修は落ち込んでしまいます。なんとか安心させてあげたい、と聡子は真修から詳しい状況を聞き取ります。

お父さんには三回留守電を入れているけれども、仕事が忙しいから携帯をロッカーに入れっぱなしにしてチェックしていないかもしれない。

学校の担任の先生にも連絡をしておかなくちゃ、と思いついたものの、聡子は先生に自分の立場をどう説明すればいいのかわからないことに気づきます。

たまたま近所に住んでいて、サッカーや勉強を教えているだけの「赤の他人」。この家の人間じゃない自分では、連絡をいれる立場にはないのだ、と実感します。

見つかった!けれど・・・

真修が弟はよくコンビニの近くで遊んでいると思い出し、聡子が代わりに見に行きます。そして真修に自分の携帯番号を渡して「内緒」にするようにと言います。

コンビニで遼一に似た子がいないか探す聡子のもとに、真修から「遼一がかえって来た」という連絡が入って、ひと安心。

とりあえず無事でよかった、とホッとするものの、血のつながりもない赤の他人である自分が、真修に踏み込めるところなんて少ないんだ、と悩む聡子。

それでもそばにいることはできるんだ、と考えますが・・・

「私の少年・第七話 境界」の感想

この漫画を読んでいてキュンとする一方で、ハラハラするのがまさに「真修と聡子の関係」ですよね。まるで親子か親戚のお姉さんのように、真修のことを気にかける聡子でしたが、所詮は赤の他人であり、近所に住んでサッカー教えてるだけの人です。

今まではそんなこと気になりませんでしたが、何かトラブルが起こって他人に真修と自分との関係を説明する必要があった場合になんて説明すればいいのかわからない関係です。(男女逆転だったら、ロリで通報されてしまうかも)

さらに、真修の母親とおぼしき女性が出てきて、お母さんは亡くなったので確定でしょうね。でも、超絶美少年である真修とお母さんは似ていません。弟の遼一は母親似の子でした。真修のあの美しさは、お父さん似なのかな。

男所帯の家庭とはいえ、あまりに乱雑な部屋。ネグレクトの実態もちらほら見え隠れしています。今回はお兄ちゃんである真修が、弟を必死で心配している姿が印象的でした。

どうなっていくんだろう、この関係は・・・。次回も楽しみです。

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