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「ミュージアム」ネタバレ感想 全3巻完結 巴亮介

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巴亮介先生の漫画「ミュージアム」は、悪魔のようなカエル男による猟奇的な私刑と、彼を追う刑事の物語です。不気味でグロい、と人気のサスペンスホラーです。

「ミュージアム」ネタバレ

ドッグフードの刑

刑事の沢村久志は、仕事に没頭したせいで妻子に出て行かれたほど、仕事熱心な男。今日の殺人事件のガイシャは部下が見て吐くほどひどいものでした。

犯人は被害者を鎖につなぎ、生きたまま腹を空かせた三匹の獰猛な犬を放ち、食わせた・・・見るも無残な遺体。猟奇的なその手口に、沢村は何か犯人の特殊な目的意識を感じる。

そして犬が吐き出した紙にかかれていたメッセージ『ドッグフードの刑』。犯人は被害者を私刑にしていたことがわかります。

母の痛みを知りましょうの刑

そしてつぎなる被害者・堤優一は母と二人暮らしで働きもせずニートで親の脛かじりをしながら引きこもり生活をしていました。彼はカエルマスクに雨がっぱを着た「カエル男」にさらわれ、優一の生活をしばらく観察した結果、「判決の結果、君は有罪」と言い渡します。

カエル男が下したのは『母の痛みを知りましょうの刑』。パートで毎日働き、食う寝る遊ぶを繰り返す息子を養う母の心の痛みを知れ、という一方的な罪人裁きでした。

「やめて!」と叫ぶ優一に、カエル男は淡々とのこぎりで彼の体を少しずつ、切り取っていきます。

妻子を誘拐された刑事

猟奇的な犯行と私刑を繰り返すカエル男を追う、沢村でしたが被害者にある共通点があることに気づきます。

それはある事件で「裁判員」になっていたこと。そして沢村の妻も裁判員であったため、狙われます。別居していた妻と息子を誘拐されて、必死で捜索をつづけたものの、とうとうカエル男の罠にハマり監禁されます。

そこで待っていた最悪の結末・・・監禁部屋で「ハンバーガー」が出され、脱出した先の冷蔵庫に入っていたふたりの生首を見ると戦慄します。

この漫画は最後の最後までこの手の展開で、ラストは超絶バッドエンドが待っていたはずだったのですが、編集部から規制が入り作者の思うような最後にできなかったとか。

救いがなさすぎのグロエンディングだったんでしょうね。止めに入るのもわかりますが、作者が表現したかったものはそのままで出してほしかったなー、と思います。

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