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まるいぴよこホラー傑作集 もつれた絆 ネタバレ感想


まるいぴよこ先生が描く、ダークな世界の漫画「まるいぴよこホラー傑作集 もつれた絆」のあらすじと感想です。子供は純粋であるがゆえに、自らの欲望に忠実で残酷・・・いたいけな子どもたちのダークサイドな短編集になっています。

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「まるいぴよこホラー傑作集 もつれた絆」のあらすじ

光と真紀の兄妹が自転車で二人乗りをしていて、ゆかという名前の少女と接触してしまいます。転んでひざをすりむいてしまったゆかを自宅へ連れて行き、母親に手当してもらうことに。

よく見てみると、ゆかの服は転ぶだいぶ前から汚れており、以前からついていたアザが体のあちこちにありました。「ゆかちゃん、お母さんは?」と尋ねると、「お母さんとひろくん、いなくなったの。お父さんは今いない」とだけ言うゆか。

母親がゆかから事情を聞き出し、ゆかがお母さんと弟を事故で亡くしてお父さんと二人暮らしだとわかります。まだたった5歳なのに、身の回りをしてくれる人もなく、苦労していたのです。

光はゆかを自宅のアパートまで送り届けますが、父親はまだ家に帰っておらず、部屋の中はゴミだらけでした。かわいそうになった光はつい、ゆかに「またうちに遊びにおいで。ぼく、お兄ちゃんになってあげる」と言ってしまいます。

そしてゆかが言葉どおりに光たちの家によく遊びに来るようになりますが・・・

「もつれた絆」の感想

父親にネグレクトされているらしい少女を、温かい家庭で受け入れてあげる、という一見微笑ましい話に見えますが、遊びにくるようになってからだんだん恐ろしいことをゆかが考え始めます。

「お兄ちゃん、ゆかにちょうだい」と言い出し、まるで本当の自分の兄のようにふるまい、真紀のものも自分のものにしようとするゆか。

お母さんと弟は事故で亡くなった、というゆかでしたが、じつはゆか自身が弟ばかりかわいがる両親に嫉妬して事故を企てたのです。恐るべき5歳児であるゆかは、お父さんがいなくなればあの家の子供になれる、とつぎに考え始めます。

ほしいものを手に入れるために、邪魔者を次々と手にかけていくゆか・・・子供だからこそ自分の心に正直に従ってしまう子供の残酷さにゾワッとしてしまうホラー漫画でした。

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