漫画

「くも漫。」ネタバレ感想 中川学

投稿日:


中川学の漫画「くも漫。」は、作者の実体験をもとに構成されたお話です。

就職をしても仕事を続けられず、無職でニートな生活を送っていたある日、すすきのの風俗店で絶頂に達してくも膜下出血・・・と、気の毒やら笑っていいのやら、突っ込みどころに困る漫画です。

「くも漫。」のネタバレ

中川学は北海道十勝の地元で中学の臨時講師、スポーツ店の店員、いちご農家と仕事にトライしたものの、持って生まれた繊細さ(?)のために競争社会に耐えられず、すぐにやめてしまいます。

今年でもう、29歳・・・両親の目も冷たくて家でせめて掃除洗濯を頑張ってみても、ニートは所詮、ニート。貯金はゼロで親のすねかじりで生きているものの、年齢的にそろそろ人生を立て直さないと本当にヤバイ。

心からそう思った彼はハローワークに行きますが、検索しても楽な仕事・責任がない仕事は見つからず、とうとうハロワ通い自体が仕事に。農家の仕事は人と関わることも少なくて自分に向いているとは感じたものの、短期バイトで将来性はゼロ。

父親が教育委員会で働いていたコネを使って、やっと小学校の特別支援学級で自閉症の生徒をひとりだけ見ていればいいと知り、やってみることに。

やっとまともな社会人になれた・・・と、給料をもらって舞い上がっていた彼はススキノにやってき楽しんでいたものの、くも膜下出血が発生。倒れて病院に救急車で運ばれ・・・

くも膜下出血とはどんな病気か

中川さんの体験によると、くも膜下出血の発症時は「まるでバットで殴られるように痛かった」そうで、病気的には脳を覆っているくも膜の内側の動脈にできたコブが破裂してしまう症状です。

日本では年間2万人の患者がおり、その原因は未だ解明されていません。中川さんの場合、はっきりとコーフンしすぎたのが原因でしょうが・・・。

幸い、すぐに病院へ運ばれて命を取り留めたものの、倒れた場所が場所なだけにそのことを両親と親戚にひた隠しにする中川さんの慌てようが笑えます。

病気で倒れたうえに、恥までかきたくないですよね。親戚の人たちも、その辺は察してそっとしておいてあげていたらよかったのに。

ユーモアある、中川さんのくも膜下出血闘病記。笑いごとじゃないのに笑ってしまうお話でした。

-漫画

Copyright© ナナイロノウミ , 2018 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.