漫画

彼女はまだ恋を知らない 1巻 第一話 ネタバレ 藤沢志月

投稿日:


小学館コミックス「彼女はまだ恋を知らない」1巻の第一話のあらすじと感想です。

身分違いの恋に苦しむ少年と、恋というものを知らない天真爛漫なお嬢様。ふたりが果たして結ばれるのだろうか?という漫画です。

「彼女はまだ恋を知らない」1巻1話のあらすじ

空太の恋心に気づかないお嬢様

6歳のときに事故で両親を亡くして以来、お屋敷で働く使用人の祖父母にひきとられて育った空太は17歳で、お嬢様の杏奈は2つ年下。もうふたりとも子供じゃないのに、杏奈はいつまでたっても無邪気に空太にすりよってくる。

空太のベッドで眠ってしまったり、服をずぶ濡れにして体が透けて見えたりしても自分を男だとさえ思わず、せいぜい「兄」と考えている恋を知らない杏奈。そう思っているのは杏奈だけで、空太は杏奈の何気ない仕草にさえ甘く拷問のようにくすぐられていました。

使用人たちの会話

山に囲まれた小さな街ながらもお屋敷の主である清和家は由緒正しい名家で、杏奈も時代が昔だったら「お姫様」だった子。メイドさんまでいるお屋敷で、使用人たちは時代錯誤ながらに、この清和家においては「身分違い」というものが存在すると話し合います。

小さいころから仲がいい兄妹のように育ってきた空太と杏奈を見て、もしも年頃でふたりの関係が恋愛に発展したとしても、空太は所詮は使用人の孫でしかなく、そうなればふたりは引き裂かれるしかないと言います。

杏奈の母親の悲劇

お屋敷のたったひとりの娘である杏奈の母親・杏子は、19歳のときに街にやってきたよその男の子供をみごもって駆け落ちしたものの、病気になって男に捨てられてしまい、屋敷に出戻ってきた過去がありました。

杏子はたった5歳の杏奈の手を引いて戻り、そのまま病気で亡くなったのです。残された杏奈は旦那様に守られ、母親のようにならないようにと良家の子息との縁組が整えられていたのです。

幼いふたりの秘密基地

お互いに両親のいない子供だった空太と杏奈は、すぐに仲良しになりました。母親が死んだことを理解した杏奈は泣きじゃくり、空太は彼女を自分だけの秘密基地に連れて行きます。パパとママがいなくてさみしい顔をすると、大人たちが心配するから、さみしいときにここにくるんだと空太は説明します。

そして杏奈がここに来てもいい?と尋ねると、空太は「杏奈がさみしいときはぼくがそばにいる」と約束したのです。このときから、空太は杏奈の笑顔を守ると誓ったのでした。

誕生パーティで爆発する空太の気持ち

杏奈の15歳の誕生日にパーティが催され、使用人たちが「お嬢様の婚約者候補がやってくる」と噂します。それを聞いて心穏やかでいられない空太でしたが、身分の違いでどうにもなりません。

生まれたときから杏奈にふさわしい男、非の打ち所のない男が杏奈を連れ去りにやってくる。ドレスを着て、美しく成長する杏奈を空太はただの給仕のひとりとして見守るしかありません。大人になるほどに、遠くなっていく彼女をほかの男に渡したくない、と抱きしめてしまう空太でしたが・・・杏奈が高熱を出してしまい何も覚えておらず、パーティはお開きになります。

「彼女はまだ恋を知らない」1巻1話の感想

少女コミックは女の子視点から描かれることが多いので、主人公の男の子の視点から見る展開が新鮮でした。使用人の孫で、大恩ある清和家のお嬢様である杏奈には手をだすこともできず。かと言って、自分の悶々とした思いにも耐えるには限界があって、という空太にじれったくなってしまいます。

杏奈は純粋でいい子なんですが、もう少し空太の思いに気づいてやってよ!と思わないでもありません。お嬢様育ちなので、あまりませていないのが、またいいところなんでしょうが。なまじ名家に生まれたために、結婚相手を自分で選ぶこともできない、というのも辛いですよね。

障害があるほどに恋愛は燃え上がるので(笑)、身分違いを超えて結ばれるふたりであってほしいですね。

-漫画

Copyright© ナナイロノウミ , 2018 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.