「十年愛」ネタバレ

漫画「十年愛」ネタバレ感想 倉科遼・藤原ひさし作

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倉科遼・藤原ひさし作 漫画「十年愛」のあらすじと、感想です。

高校サッカーのヒーローに憧れて、一途に思い続けた女子高生・麻里。乱暴な彼に自分の何もかもを捧げ尽くす純愛が描かれています。

「十年愛」のあらすじ

麻里の初恋は13歳のとき。学校ですれ違った高木弘也を5年間想い続けていました。高校生になり、高木がサッカー部の主将となって試合にのぞむ17歳の夏に、サッカーの決勝戦でエースである高木のミスキックにより惨敗してしまいます。

麻里は彼のそばにいたいがために、サッカー部のマネージャーとしてずっと彼だけを見つめてきました。彼のそばにいられるだけで幸せ。

そう思っていたけれども、PKを外してサッカーの試合で負けた彼は、会場だけじゃなく仲間たちからも罵声を浴びせられて青春が終わってしまったのです。さらに、高木は学校一の美人であり、高木と交際していた佐伯麗子からも「もういらないわ」と手のひらを返してふられてしまいます。

精神的にズタボロになり、自暴自棄におちいる高木を見て、麻里は彼を励ますために部室でふたりきりになりました。

「マネージャーとしての同情か!?」とすごむ彼に、麻里はつい「高木くんのことが好きだから!」と告白してしまいます。けれど、荒れてすさんだ心の高木にとって、麻里の告白は逆効果でした。「じゃあやらせろよ」と、みんなに馬鹿にされた苛立ちをぶつけるように押し倒してきて・・・

「十年愛」の感想

こう言ってはなんですが、麻里と高木の最初のシーンは最悪の展開です。自分を慰めようとしてくれる優しい女の子に怒りをぶつけてはけ口にしたうえに、「こうなったからって俺、お前とつきあうつもりねえから」と去っていきます。

ただの都合のいい女として扱われながらも、彼のそばにいて役に立つだけでいい、とひたすら尽くします。どんなことをしても「高木くんのことが好き」という麻里に、次第に高木もほだされていきます。

これほどひどいことをされた麻里でしたが、その愛を十年間かけて実らせていく芯の強さを持っていました。

その後も高木の父親の会社が倒産してホストになり、麻里も彼を探して街をさまよい、やっと見つけ出しますが・・・さまざまな苦難に見舞われます。

女性の扱いがひどい男を好きになってしまったヒロインが、見ていて「信じられない!」と思ってしまいましたが、蓼食う虫も好き好きといいますし、麻里の純粋な愛が最後には彼に届いて本当に良かったなあ、と思えました。

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