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『インベスターZ』ネタバレ感想 三田紀房

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三田紀房作の投資漫画『インベスターZ』は、全教科満点で主席入学した中学生が、学校でひそかに行われている「投資部」の活動に巻き込まれ、投資家として成長していくお話です。

未知の部活に無理やり入らされ、未知の世界である投資に足を踏み入れた財前孝史の運命は・・・

『インベスターZ』のネタバレ

財前孝史は、日本一と言われる進学校の道塾中学高等学校に主席で入学します。道塾は札幌の豪商である藤田金七が「日本の将来を背負う人材を育成する」目的で設立し、学費も学食もすべて無料、という破格の待遇で生徒たちに教育を施していました。

全教科満点という秀才の彼でしたが、部活は野球部!と決めており、野球部から迎えにきたという先輩のあとについていきます。けれども、ついていった先は野球部ではなく、地下の隠し部屋にある秘密基地でした。

そこは孝史のように、各学年トップで入学した者達が集められた特殊な部活「投資部」だったのです。「投資部」は代々成績優秀な生徒により資金3000億円を運営し、すべての学園の運営をまかなっているというのです。

主席入学した孝史は強制的に投資部に入部させられ、資産運用のうんちくをゼロから叩きこまれていきます。

投資は遊び!?マネーゲーム

中学生がいきなり100億円を運用するようにと命令されてビビリますが、先輩である神代に「投資は遊び。ゲームと思わなきゃ3000億も動かせない」と言われて納得します。

自分の得意な分野であるソーシャルゲーム株を購入する孝史は、いきなり30億円を突っ込みます。選んだ銘柄に絶対の自信がある、という孝史に、神代は底知れない才能を感じ取ります。

結果は、自分の力を過信した孝史が上がり続けると信じてギリギリまで株を売らずに下げてしまいますが、勝ち越しで初めての投資に半分成功します。「投資は出口が大事」という教訓を得て・・・

財前と藤田家の因縁

孝史が投資部に入ったのは成り行きからでしたが、道塾の持ち主である藤田家と財前家との因縁は過去に遡り存在していました。

かつて、孝史の曽祖父である財前龍五郎は、じつは道塾の投資部を創設した人物で、初代主将でもあったのです。龍五郎は並外れた頭脳を持ち、数学の天才少年と呼ばれていました。その能力を最大限に活かして投資で莫大な資本の運用に成功し、道塾と投資部の100年以上にも渡る歴史を支える礎を築いた人物なのです。

孝史は株にチャレンジするうちに、「やはり財前の家系の者は危険だ!」と、藤田家に危機感を抱かせるほどの冴えた投資感覚を見せ始めます。

基本、恋愛要素はありませんが、藤田家のお嬢様である藤田美雪と出会い、お互いにライバル意識を持ちます。美雪は自分の通う桂蔭学園で女の子3人の「桂蔭女子投資部」を結成し、彼女たちなりのやり方で株式投資に乗り出します。

実在の企業と経営者たちも漫画に登場

『インベスターZ』は架空の物語ですが、実在する有名な企業や経営者たちが登場します。DMMの社長にホリエモン、ジャパネットタカタなど、実際の経営者の哲学や発想についても語られており、リアリティのある展開が続きます。

成功者たちはどのようにして会社を経営し、繁栄してきたのかが垣間見え、株を買うにはバフェットの言うように「一本の小論文が書けるほど詳しくなければ、その会社の株は買うな」という意味が身に染みてきます。

素人だととかく、分散投資ばかりを考えてしまいますが、何もその企業のことを知らない状態で買うことほど危険なことはないのです。徹底的にリサーチを重ねて、「この会社であれば何十年後も成長し続けている」という確信を得られてこそ、投資対象とするべきだと言えます。

株やFX投資をするなら一度は読んでおきたい漫画

漫画の中で主人公は株やFX投資を行い、投資家として成長していきます。これから初めて投資を行う人にとって心構え的な意味でとてもわかりやすく、また投資へのモチベーションを上げてくれるお話ばかりです。

私自身、最近株やFX投資をスタートしているので、一気に大人買いして読んでしまいました。まだまだ初心者ですが、財前くんと一緒に成長していきたいですね〜。

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