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身内が憎くてたまらない!!~崩れゆく家族~ネタバレ 伊東爾子

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伊東爾子先生の漫画「身内が憎くてたまらない!!~崩れゆく家族~」は、弟夫婦を食い物にする最低最悪の長男夫婦と姑に金も時間も奪われ、人生設計を狂わされた主婦の怒り爆発の物語です。

「身内が憎くてたまらない」ネタバレ

 

エリート兄がリストラで援助することに

主婦の希美子は、夫の慎二とふたり暮らし。慎二の兄は一流大学を出て一流企業に入社したエリートで家も建てて妻子に贅沢をさせていたのに、仕事で失敗してまともに出社できなくなりリストラになった、と夫から聞かされます。

パートをして一生懸命ためた、ふたりで箱根の温泉に行くお金も「兄さんが大変だから渡してきた」と、兄弟思いの慎二が言っておじゃんに。

パート代を兄夫婦に渡すものの

妻として、兄弟だから辛い時は助け合わなくっちゃね、と理解を示しましたが、兄夫婦はローンの支払い17万や小さい子がいるからそれだけでも大変で、しばらくの間援助しようと決めます。

「しばらく、お前のパート代を向こうに渡していいかな」

人のいい夫の言葉に、希美子はわかった、というしかありませんでした。せっせと働いてお給料をもらってもそれが全部兄夫婦のもとへいってしまう。贅沢もせず、節約生活をするのもお兄さんが再就職できるまでのあいだだし、と希美子は我慢しようと思っていました。

いつまでたってもタカられる

たまにはわたしだって、パーッと外食したいな・・・そう思っても、義理の兄の職探しはうまくいかず、引きこもりになってしまったのです。

何ヶ月たっても兄夫婦の生活の見通しは暗く、援助金額はどんどん増えて、我が家の家計まで圧迫しはじめます。こちらの生活費まで足りなくなり、とうとう貯金から持ち出しに。どうして私達がこんなに苦労しなければならないのだろう・・・

とうとう爆発する希美子

家族だから助け合わなくちゃ、と思っていても理不尽な思いが消えません。そんな思いが爆発したのは、兄夫婦の家を訪ねたときでした。

何千万円もかけて建築した豪華な一軒家。そして義理の兄の妻・聖子はまるでマダムのような身なりをして、自宅の中は高級品ばかりです。

こちらは兄夫婦のために節約した切り詰めた生活をしているというのに、なぜ援助されている側のかれらがお金持ちのような暮らしをしているのか。

たまりかねて義母と聖子に「うちももう限界です。たとえば家を売るとか聖子さんが働くとかできるんじゃないんですか」と訴えますが・・・

彼女たちは平気です。聖子は娘をお教室に通わせなくちゃいけないし、家も売る気はない。義母も聖子をかばい、希美子にはまだ子供がいないんだから、自分の子だと思って一緒に育ててるつもりでお金を出せ、と言い出します。

大きくなる要求と義母との同居!?

さらに、希美子にちゃんと就職してお給料を兄夫婦にもっと入れてくれないかとまで言うのです。冗談じゃない、と爆発する希美子。聖子は一生楽させてくれるからという条件で結婚したのであって、そうでないなら離婚してもいいとまで言う始末。

義母は希美子たちのところで同居すれば、そのぶん家賃が浮くから兄夫婦にお金をやってと言い出し、希美子はそのことで夫とも大げんかになります。

感想・ゾッとした

まだ子供のいない希美子夫婦は、贅沢三昧でエリートぶっていた兄夫婦と義理の母に散々にタカられてしまう、というお話。

タチの悪い親戚、っていますよね〜。関わりたくないけれども、夫の血縁だからかかわらざるをえない。そんな主婦の苦悩が見え隠れします。

それにしても兄嫁の聖子・・・こういう女って、たまにいますよね。夫がエリートだから、と自分がセレブだと勘違いして贅沢しまくって、そのことになんの罪悪感もなく、妹夫婦から援助を受けても恥ずかしいと思わないタイプ。

義母が弟ではなく兄夫婦のほうを異常なくらいにかわいがっており、そのことが不幸に拍車をかけています。

希美子にも子供ができて、このままで人生が狂わされてしまうと感じた希美子。兄夫婦と義理の母もアレですが、肝心の旦那が言いなりになっているのも大不満ですよね。読んでいてゾッとしたし、腹が立ちっぱなしの漫画でした。

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