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「風俗街で育った女」のネタバレと感想 つかさき有

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つかさき有の漫画「風俗街で育った女」のネタバレ感想です。

「風俗街で育った女」のネタバレ

風俗嬢を母に持ち、風俗街で育ったカオリ・・・そのせいで学校でいじめられて友達もできずにいました。
母親が風俗嬢のせいで、男子生徒から襲われてしまうという酷い経験をし、カオリは「この街を出て、学校の教師になる」という目標を持ちます。カオリが自分は何も悪いことをしていないのにいじめられる子の気持ちが理解できるので、自分が先生になってそういう子を救いたい、と思ったのです。

そして母みたいに男相手の夜の商売なんて絶対にしたくない、と考えていたのです。自分が生きてきた環境は、他の人にとって普通じゃない、だから普通になりたい、というカオリの痛いまでに辛い心が伝わってきます。母親はカオリの気持ちを理解し、東京へ出るカオリを応援してくれました。

東京に出て、大学で勉強しながらも両立生活が苦しくなると、カオリは高時給のバイトがほしくてつい、誘われたキャバクラの仕事をしてしまうのです。お店の人が驚くほど、初めてにしては貫禄があるカオリの仕事っぷりに「短期ではなく長期で考えてくれ」と言われるようになります。

風俗街で暮らす日々は、街の住人たちがカオリをかわいがってくれたので居心地が良かったし、まるで英才教育のように夜の仕事の内容も見ているだけで覚えていたのです。あるいは、夜の世界で生きてきた母親の血のせいだったのかもしれません。

カオリにとって夜の世界は馴染み深く、そこが本当の自分の居場所であるかのように感じていきます。今まで最も嫌悪していた世界なのに、誰よりもうまく仕事ができるという矛盾に、「自分で一番わかっている、だから嫌なのよ!」と叫び、逃げ出したくなるのです。

店長の言葉に迷いながらも、キャバクラでダントツ人気の嬢になってしまったカオリは、とうとう大学で男子生徒からキャバクラで稼いでいることを噂され、いづらくなってしまうのです。

結局、カオリはあれほど嫌いだったはずの夜の世界にどっぷり浸かっていき・・・

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