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「後妻業の女」ネタバレ感想 小林薫

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小林薫作の漫画、「後妻業の女」はデジタルコミック雑誌「ストーリーな女たち」で連載されていた作品です。

結婚相談所で知り合った、一見素敵な女性が、じつは資産持ちの老人を騙して財産を奪う恐るべき女郎蜘蛛のような存在だった・・・というお話になっています。

「後妻業の女」ネタバレ

 

工藤恵美の父親・長瀬俊郎は72歳。妻に先立たれてから2年、足腰も弱ってきてひとりでいることに弱気になったのでしょうか。結婚相談所で知り合った田中久子という未亡人と交際して、再婚するというのです。

俊郎は「優しくて料理上手の人」という希望を出し、紹介されたのが67歳の久子でした。久子は夫を亡くして子供もおらず、週に二度クリニックで看護師の仕事をしています。

恵美が会ってみると「この歳で結婚なんてお恥ずかしい。ご迷惑がかからないようにします」と感じのいい女性でした。

打算ありの熟年世代の結婚

俊郎と久子は挙式も披露宴もせずに、写真にだけふたりの姿をおさめて婚姻届を出すだけの結婚をします。

70を過ぎた父親の再婚に、恵美は面食らいましたが、久子は地味ながらも年のわりには色っぽく、若いころは綺麗だったのかもしれない、と思わせるところがありました。

それに、元看護師だというのなら、もしも父親が倒れたり寝たきりになっても面倒を見てもらえるかもしれない。久子側もある程度経済的に安定し、遺産の相続もあるのだから、お互いにギブアンドテイクの打算ありの結婚というのも、熟年世代ならアリだろう、と恵美は考えます。

本性をあらわす久子!

久子は料理上手で働き者で、恵美も父もすっかり満足していました。けれども、白金台に建つ立派な老人ホームの前を通りかかった久子の目は、恵美たちに見せている顔とは違う、冷たい目をしていたのです。

久子はまず、俊郎と恵美との仲を引き裂こうと嘘をつき、二人を会わせないようにします。俊郎には恵美が自分のことを嫌っているといい、恵美には俊郎は体調が悪いから今は会いたくないので帰ってくれ、と告げます。

久子のせいで親子の間はバラバラになり、俊郎はその間に久子に遺言状を書かされます。そして法的にすべてを整えたあと、久子は俊郎に手をかけて・・・

本当ありましたよね、こんな話

タイトルの「後妻業の女」と聞いて思い出すのは、た○○んの嫁の事件ですね。

実際に、大金持ちの老人を狙った後妻業の事件がそのあと何件か発覚していますし、本当に怖いのは人間。男性であれば女性不信になりそうな内容ですね。

お金持ちでやもめ暮らしの男性は、ご注意ください・・・。

 

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