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漫画「グッドナイト」ネタバレ 南Q太

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南Q太先生の漫画「グッドナイト」は、親族会議によって生まれたばかりの娘を奪われてしまった女性の孤独な結婚生活と描き、次第に精神を病んでいくお話です。

「グッドナイト」ネタバレ

綿貫晴子は、やさしい和雄と出会い結婚し、幸せになれると思っていました。ところが結婚生活は予想に反し、モラハラな義理の母と姉にいびられる辛い毎日を送ることに。

結婚後も公務員として働いていた晴子は、働きながら家事のすべてを押し付けられ、義母と小姑に怒鳴られて悪態をつかれる悪夢のような生活でした。

晴子の中で何かがプツン、と切れたのは生まれたばかりの娘・まほを、親族会議と称して晴子抜きで義理の姉である寿子の養女にすると強引に決めたことでした。娘は生まれてすぐに取られてしまい、晴子が実の母親と知らないまま育ちます。

頼れるのは夫だけですが、和雄は母と姉の言いなりで弱々しく「守ってやれなくてごめん」と言うだけ。

その後、息子の和希が生まれてからも義母によって使用人のようにこき使われ、まともに世話もできないほど追いつめられ家出をしますが、自分を唯一かばってくれた舅が倒れたために、結局家に戻ります。晴子はもう、精神的に限界を迎えてカウンセリングを受けますが・・・

「グッドナイト」の感想

結婚する前はすごくやさしくていい人だと思っていたのに、いざ結婚したら自分を守ってくれない頼りない男性だった、というのが晴子の立場。

結婚して旦那の親と同居し、小姑もいるというだけでもストレスが溜まりそうですが、さらに彼らが悪意ある人々であればなおさらです。

まるで嫁を奴隷のように扱う母と小姑の存在が、あまりにもリアル過ぎて引いてしまうほどです。毎日少しずつ、エネルギーを奪い取られていくように、かわいかった新妻の晴子が数年後には荒んだ雰囲気を漂わす中年女に変化しています。

一番の打撃はやはり、一人娘のまほを姉に取られてしまったことで、しかもまほ自身は育ての母である寿子のほうを慕っている、というひどすぎる展開。

子供ができなかったから、と言って無理やり養女にするなど、ありえなさそうですがこの漫画を読むと本当にありえそうで怖くなってしまい、ゾッとします。

晴子はそれでも死を選ばず、カウンセリングを受けて日々をあがいている姿から苦しみと辛さが伝わってきて、これから彼女がどう乗り越えるのか、あるいは壊れてしまうのか気になります。

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