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「さかたのり子 傑作集」GARDEN(ガーデン) ネタバレ

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さかたのり子さん、と言えば「児童福祉司 一貫田逸子」で有名な漫画家で、シリアスな作品を描いている印象がありました。

さかたのり子 傑作集では恋愛に関する短篇集で、基本的にはコメディテイストのものが多かったです。今回はその中から一部をご案内します。

さかたのり子 傑作集「GARDEN(ガーデン)」のあらすじ

庭仕事をしていた苑子は、土を掘り返していたところ、ボロボロにさびた裁ちばさみを発見します。母がたしか、使っていたような・・・と、6年前に亡くなった母親のことを思い出し、父が行方不明で連絡もとれなかった記憶がよみがえってきます。

苑子はその後、東京で一人暮らしして、良い男性と知り合って結婚して、戻ってきたのでした。でも、最近、夫は「仕事だから」と家をあけることが多くなっていて・・・近所の奥さんから真向かいの家の家庭で、旦那が浮気をして出て行った、という話をきいて、夫もひょっとしたら、と思い始める。

そして、真夏の暑い日、母親が怖い顔で庭にハサミを埋めていたことを思いだし・・・

さかたのり子 傑作集「GARDEN(ガーデン)」の感想

ちょっぴりミステリーな雰囲気の短編でした。このあと、苑子は薄汚れたカマを庭から掘り起こしてしまいます。

「お父さんね、もう帰ってこないわ」といった、母親の冷たい声。行方不明になった父は、もしかすると母に・・・

そんな疑惑を抱きつつ、自分も母親と同じように夫に浮気をされているのかもしれない、と深く悩んでいる姿が印象的でした。

ヒロインの母への疑惑、そして夫への不信感は果たして的中しているのでしょうか!?

何気ない日常に潜む、危ない出来事のニオイとでも言うのでしょうか。さかたのり子さんの描く漫画はこうしたミステリーでピリッとしたテイストがよく似合います。

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