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デビルズライン ネタバレ感想 吸血鬼系ラブファンタジー 花田陵作

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花田陵先生の漫画「デビルズライン」は大学院生の女の子・・平つかさが都会の裏でうごめく「吸血鬼殺人」に巻き込まれ、『鬼』を狩るハーフヴァンパイアの男・安斎と惹かれ合うダークな恋の物語です。

「デビルズライン」ネタバレ

つかさが通う大学で、いつも講義が一緒になって仲良くなった秋村。秋村はつかさに告白をしていましたが、つかさは彼のことを友達だと考えておりいい返事はしませんでした。

でも、秋村はいい人で「気にしなくていいからね」と言う。そして「吸血鬼殺人」のニュースが流れた帰り道、秋村に夜道を送ってもらう途中で、目の下にクマがある不気味な男と出会う。

男は秋村を「よう吸血鬼」と呼び、血を見た彼の目は変異する。「俺はこの子の血を吸うつもりはない!」という彼に、男はニュースの吸血殺人は秋村だといい、麻酔で彼を捕獲する。

男は安斎と名乗り、つかさを家まで送るが、血を流していたつかさを見て抑えきれずに舐めとる。安斎もまた、吸血鬼・・・人間と吸血鬼の間に生まれたハーフだった。

彼はハーフでありながら、人を襲った『鬼』を狩るエージェントで、吸血欲は純血よりも薄いものの、薬でやわらげる必要があった。

今まで人の血に欲望を感じなかった安斎が、なぜかつかさにだけは執着してしまい、彼女の周りをうろつくうちにどんどん親しくなっていく。

つかさもまた、安斎の孤独な瞳に惹かれていくようになり、ふたりはほぼ交際状態になるものの、安斎はやはり「血」への渇望が高まり、いつかつかさを傷つけるのではないかと自分を恐れるようになる。

そして吸血鬼のすべてをハントする何者かに安斎が襲われて・・・

和風ヴァンパイアロマンス

社会の裏で吸血鬼という存在が公に存在し、人間の血を吸うルールを破りの吸血鬼を狩るのは吸血鬼、という設定。

安斎は人と吸血鬼のハーフとして生まれ、そのどちら側にもなれずに淡々と仕事をしていましたが、つかさと出会ったことで「恋」を知ってしまいます。

もともと「鬼と人は別々に生きるべき」という信条をもっていたはずなのに、つかさを愛してしまったことでその信条は揺らぎます。つかさは強い女の子で、吸血鬼を見てもさほど怖がらず、さみしげな安斎を抱きしめて温め、いつも受け入れます。

全体として「和風ヴァンパイアロマンス」といった風情で、安斎がつかさを守りたい、傷つけたくないという強い思いを持ちながらも、自分の中にある「襲って血を吸いたい」という衝動と戦って悶々とする姿がオイシイです(笑)。

すべての吸血鬼を憎む少女・ななこは昔、母親が結婚した相手が吸血鬼で殺されてしまい、それがトラウマとなって街にいる吸血鬼を駆除しようと動きます。

ななこに撃たれて瀕死の重傷を負った安斎、それをかばうつかさ・・・傷ついたつかさを見て牙が生えながらも「おまえが好きだ」と衝動を止める安斎がかっこいいです。つづきは・・・

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