漫画

漫画「デリヘル待機室の女たち」ネタバレ感想 瓜渡モモ作

更新日:


実話体験談をコミック化しているストーリーな女たちの漫画「デリヘル待機室の女たち~主婦が性を売る理由~」を読みました。

旦那さんが過労で急死して、二人の育ち盛りの子どもたちを抱えたお母さんが、パートの収入では生活が苦しくて満足なものを子供に食べさせてやれず、とうとうデリヘルに手をだす、という内容です。

「デリヘル待機室の女たち」ネタバレ

ヒロインは杉田葉子、37歳でこれまでは平凡な主婦でした。娘は来年中学に進学するし、息子はまだ小学校三年生でこれからいくらでも学費や生活費がかさんでいきます。もちろん、最初は普通の仕事を探し求めていましたが、誰にも雇ってもらえず、仕方なくお金になるデリヘルへ来たのです。

これまでとはまったく違う世界で、「待機室」と呼ばれる場所でお客から指名されるのを待ちます。「かおる」という源氏名までもらい、自分はなんでこんなところにいるのだろう、と自問しながらも待ち続けます。

待機室にはほかにもたくさんの女性たちがいて、世間話をします。海外から出稼ぎにやってきたルビー、ぽっちゃり系でやさしい雰囲気のまゆみさんが、緊張している葉子に声をかけて親切にしてくれます。

どうしてこんなところにきたの?両親は助けてくれないの?と聞かれて葉子は、母親はとっくに病気で他界しており、父親とは結婚に反対されて駆け落ちしてからは絶縁状態であると話します。

やっと指名され、初めてのお客をとるもいきなり本番を要求されて、断るのが下手で受け入れてしまいます。そんな思いまでしてもらったお金がやっと1万2千円・・・パート2日分のお金でした。たったこれだけのために自分は身を売ったのか、とがっかりします。

でも、そのお金で子どもたちにおいしいものを食べさせてあげると「おいしい!」と喜んで笑顔になり、子供のためならなんだってやってみせる、と葉子は思いますが・・・

未亡人になってしまい、生きるために堕ちるところまで堕ちてしまった主婦が、「子どもたちに絶対知られたくない!」と思いながらも子供のために仕事を続ける姿が哀しかったです。一番知られたくない子供たちに、自分のしていることを知られて、さぞ辛かったろうと思います。

 

-漫画

Copyright© ナナイロノウミ , 2018 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.