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漫画「誰かに話したくなる怖い話」ネタバレ感想 牧原若菜

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牧原若菜先生による傑作ホラー短編集「誰かに話したくなる怖い話」は、古典的な怖い話に新解釈を加えたお話になっています。

「誰かに話したくなる怖い話・まるまるがえし」ネタバレ

リサはパパとママが買ってくれると約束していた限定発売のルルちゃん人形お城セットを買ってもらえずにご機嫌ななめ。

両親は今度買ってきてあげるから、と謝りますがわがままなリサは頭にきて家を飛び出してしまいます。

すると道端で「さがしましたよ」と話しかけてきた、素敵な男性がいました。まるで執事のようにきっちりとしたスーツを着こなしたイケメンのお兄さんで、リサに昨日のことは覚えていないかと聞くのです。

リサは昨日、蛇に襲われていた小鳥さんを助けて、蛇を殺してしまいました。なるほど、あの小鳥さんでしょう?とお兄さんに聞きます。

お返しはお返しでも復讐!?

お兄さんはにっこり笑って「ぜひともお返しをさせてください」と自分の住処である井戸の中にリサを誘い、豪勢なお城のお姫様のような生活をさせてもらいます。素敵なお兄さんたちが自分をお姫様扱いしてくれて大満足のリサは、食っちゃ寝生活でまるまると太っていきます。

鏡を見て、自分がかなりのおデブちゃんになってしまったリサは「帰りたい」とお兄さんに告げます。すると、お兄さんは「帰さない」と怖い顔をして・・・。お兄さんの顔は蛇に变化して、ぱっくりとリサを丸呑みにしてしまいます。そしてママとパパの元に戻ったリサの口からは、蛇の舌がのぞいていました。お返しをする、という意味はお兄さんの父親である蛇の復讐だったのです。

そのほかの収録作品

今ご紹介した「まるまるがえし」のほか、以下の作品が収録されています。

「皿屋敷」
「せみの泣き声」
「ざしきわらしのすむおうち」
「四谷怪談」
「宿借りの女」
「うるしぬりの女」

かわいらしい絵柄なのに、結構エグい結末、というホラーの醍醐味を味わえる短編マンガ集です。

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