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『アラタカンガタリ~革神語~』ネタバレ感想 渡瀬悠宇

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渡瀬悠宇のファンタジー漫画『アラタカンガタリ~革神語~』は、異世界に迷い込んでしまった高校生が、劍神「創世(ツクヨ)」の鞘(ショウ)として選ばれ、旅をするお話です。

異世界の舞台は、古代の縄文時代っぽい(あるいは邪馬台国)雰囲気で、八百万の神が生きるような神話の世界です。

アラタカンガタリのあらすじ

高校1年生の日ノ原 革(あらた)は、学校で門脇将人にイジメの標的にされ、友達と信じていた同級生にも裏切られて人を信じられなくなっていました。

一方で、革とそっくりな少年・アラタが天和国の秘女族に女の後継者がいないため、女装して秘女王の儀式に参加させられます。ところがそこで十二神鞘たちが裏切り、キクリ秘女を殺害、その罪をアラタに着せるのです。

キクリ秘女はギリギリ天通力の力で死んではいませんでした。そして、アラタに古びた剣を託すのです。アラタは秘女王殺害の冤罪をかけられたまま逃げ出し、神開の森に入りますが、そこで森に食われてしまい・・・代わりに出現したのが日ノ原 革だったのです。

何が何やらわからないまま、革は「アラタ」として追手に追われる日々を送ります。革はアラタの身内である釆女族(ウネメぞく)の少女・コトハにアラタと間違われたまま扱われ、困惑します。コトハはアラタのことが好きで、好意を露わにされて戸惑う革でしたが、やがて彼はコトハのことを・・・。

襲い掛かってくる十二神鞘たちと戦う中で、革は託された剣が劍神「創世」であり、鞘となってこの世界を救う使命を秘女王から任されます。

現実と異世界、2つの世界が交じり合う

この漫画では革と「アラタ」が、それぞれ別の世界に行き、勾玉通信でときおりお互いの近況を報告しあいます。

革は革で、異世界を救うために劍神を使いこなすための修行をしたり、降し合いでは力づくではなく、相手を心から屈服させて命を預かります。そうした過程で、いじめられて心を閉ざしていた革が「友達を信じる」ことをもう一度はじめられるようになるのです。

アラタも現代社会にやってきて、ハチャメチャなことをやってしまうのが見ていて楽しいし、面白い!

いじめっ子だった門脇将人に対しても真っ直ぐ向かいますが、門脇がハルナワと入れ替わったあたりで物語が急展開していきましたね〜。まさかいじめっ子と異世界で対決、という展開になるとは。

壮大なファンタジーロマン、そして革とアラタの成長が楽しみな漫画です。

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