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生まれる価値のなかった自分がアンナのためにできるいくつかのことネタバレ

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永瀬ようすけ作の漫画「生まれる価値のなかった自分がアンナのためにできるいくつかのこと」のネタバレ感想です。(タイトル長過ぎ!)全三巻で、すでに完結済みの作品です。

よくある過去へのタイムスリップものなんですが、普通のストーリーなら「より良い人生をやり直す」方向にいきますが、この漫画は逆で「より悪い方向に人生をめちゃくちゃにする」という趣向になっています。

どうしようもない主人公・向井和也

主人公の向井和也は漫画家志望の32歳、バイトも満足に続かず、半ニート。こ汚い部屋に住み、いつまでもモラトリアム中の、いわゆる人生の落伍者です。彼にとって、いくらかマシだった時代は小学生の頃。アンナと京太という親友がいて、和也はアンナのことが好きだった。初恋の清らかな思い出。
・・・のはずだったのに、自らこの男は一番良い思い出だった、初恋のアンナをめちゃくちゃにしてしまいます。そのきっかけとなったのは、アンナと京太が結婚した、というニュース。いかにもリア充で人生がうまくいっている幼なじみのふたり。それに比べて、いつまでも叶わない夢を追いかけて惨めな自分。

ヤケで酔った勢いで、昔通った小学校に侵入して小学生の水着をクンクン(オイ!)して警備員に見つかり、裸で逃走した挙句に屋上から墜落。すると・・・小学生だった頃の自分に戻っていた!!

生まれる価値のなかった自分、とは一体誰のセリフか

生まれる価値のなかった自分、というのは最初は和也が自分のことを自重して言ったセリフなのかな?と思っていましたが、読み進めると「誰」なのかわかりました。

和也は真性のクズで、小学生に戻ってもとことん腐った行為ばかりやってしまいます。
いじめっ子を悪どい手段で葬り去り、好意をもってくれた女の子や、初恋のアンナをてごめに・・・こんなに根性の悪い主人公なんて、今までの漫画ではいなかったのではないでしょうか。
なんともはや、後味の悪いタイムスリップ漫画で、「一体、誰得なの、これ!?」という内容でした。でも、話の種に、一回読んでおくといいと思います。

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