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「あなたに花を捧げましょう」ネタバレ感想 大海とむ

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大海とむ先生のちょっぴりファンタジックな恋愛漫画「あなたに花を捧げましょう」のネタバレと感想です。ヒロインが彼の先祖霊と出会って、婚約者が呪いの因縁により早世すると知ってしまいます。

「あなたに花を捧げましょう」のネタバレ

 

大金持ちのお嬢様・セリと旧家の跡取り息子である古御堂 柚月は、幼なじみであり、婚約者でもあります。家同士が決めたことで、独立心の高いセリはそんな許嫁だなんて時代錯誤なことを、と納得していません。

この縁組はセリの家は裕福だけど格式がなく、柚月の家は旧家だけど金がない、というお互いの利益に基づいて行われたものです。

でも、セリは「結婚は好きな人としたい」という希望があり、親たちに必死に反抗しています。

一方、柚月は流されるようにこの縁組を受け入れており、それがまたセリにとって気に食わないのでした。

柚月の先祖霊との出会い

柚月の家に来ていたセリは、突然どこからか聞こええてくる不気味な声に蔵に閉じ込められてしまいます。

その声は「古御堂の家に嫁に来ると承諾しろ」というものでした。柚月がやってきて、セリを救いだしますが、古御堂家の先祖霊だという晴久が現れて家系の因縁を話します。

代々、古御堂家の男子は呪いにより早死しており、当主となる柚月を守護しているというのです。柚月は自分が早世する運命であることを知っていて、結婚をして跡継ぎを残すのが自分の使命だと考えていたのでした。

柚月はセリに、誰かに押し付けられてではなく、自分の意志で柚月と結婚してほしいと言います。そして柚月から渡された指輪をはめると、先祖霊が常時見えてしまう状態になってしまいます。

呪いをはねのける運命の花嫁

セリは幼なじみとして柚月のことは好きでしたが、結婚相手としては見ていませんでした。けれども、彼が呪いの力によって操られた人々に命を狙われており、自分がその力をはねつけることができるとわかって柚月を守らなければ、という思いでいっぱいになります。

先祖霊たちはセリが呪いを退ける姿を見て、「運命の花嫁」と呼びますが、柚月はセリがそうと知ればますます結婚から逃げられないだろうと、彼女を縛り付けたくはない、と思います。これが同情なのか、それとも愛情であるのか、自分の気持ちがわからなくなっていくセリ。

「柚月が好き」素直に心を見つめて、セリはそう思いましたが、呪いの力はますます柚月のことを狙い始めます。

 

「あなたに花を捧げましょう」の感想

コンパクトにまとまっている物語ですが、中身が非常に濃いお話でした。資産家のお嬢様であるセリと、因縁の家系に囚われた王子様である柚月との運命の糸が次第に明らかになっていきます。

柚月の命を狙っている呪いは、なぜかセリに対してだけは手をだすことができず、柚月を守るためにセリは戦います。

けれども、柚月は自分の因縁にセリを巻き込んでしまうことは避けたい、というあまりに自ら婚約を解消したいと申し出てきて・・・愛しているがゆえに危ないことに巻き込みたくないという柚月の男気が素敵ですね♡ ラストはハッピーエンドなので安心して読めますよ。

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