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あかりとシロの心霊夜話 ネタバレ感想 西尚美

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西尚美さんのホラーサスペンス漫画「あかりとシロの心霊夜話」は、霊感がある猫・シロと飼い主である女性新人編集者・あかりが、心霊的な怪奇事件に巻き込まれるお話です。

こちらの漫画はシリーズになっており、なんと現在21巻(以下続刊)まで出ている人気作!

1話完結形式で霊の事件を解決する形式になっており、毎回飽きさせないストーリー展開で人気になる作品なのも納得です。

あかりとシロの心霊夜話1巻ネタバレ

 

新人編集者の瀬尾あかりは、小説家・暮林先生の担当になります。古いけれども立派な日本家屋には、優しそうで貫禄のある先生にふさわしい、着物姿の奥様がいました。

ところが、その日からあかりはおかしな夢を見るようになります。長い髪を振り乱した、黒い影のような女が窓のガラスをガリガリとひっかく悪夢・・・。

毎夜襲われそうになる寸前、時折、エサをやっていた野良猫のシロがやってきて起こしてくれるので、それ以上の実害はありませんでした。けれども、よく眠れないため、あかりは体調不良になってしまいます。

 

小説家の不審な行動

 

愛妻家で有名だという暮林先生は、少々あやしげな行動をとります。あかりにやけに親切にしてくれたり、道で偶然出会ったときにわざとらしくライターを落としたり・・・それにはすべて「理由」がありました。

病弱だという奥様をいたわるふりをしながらも、若い女といちゃついているように見せかけ、わざと奥様があかりに嫉妬するように仕向けていたのです。

嫉妬に狂った奥様は、その怨念で生霊と化し、夜毎あかりを悪夢の中で苦しめていました。なぜ、愛妻家のはずの暮林先生がそんなことを・・・?

 

生霊を飛ばして命を削った女の結末

 

奥様はあかりの前にも、何人もの女性たちに生霊を飛ばして苦しめており、そのたびに自分自身の命を削って衰弱していました。人を呪わば穴二つ、の言葉どおりに、嫉妬の代償が自らの命だったのです。

そしてそのことを、暮林先生は知っていました。だからこそ奥様がほかの女に嫉妬するように仕向け、早死するようにと願っていました。

これで財産は自分のものだ、と高笑いする暮林先生にあかりは憤慨するものの、女の執念を甘くみていた暮林先生もまた、黄泉路へと引きこまれて・・・。

 

若き人気作家とラブ♡

 

あかりの次の担当は、若い人気作家の室生司先生でした。どこか浮世離れしたような、品のあるたたずないの室生に、あかりは胸をときめかせます。

室生先生はかなり変わっていて、庭の誰もいないテーブルにいつもお茶とお菓子を用意しています。霊感があるようで、小さな子どもたちの霊がいる、と言います。

シロと一緒に何度も幽霊事件に巻き込まれているものの、霊がそこにいる、と言われて真に受けるあかりではありません。シロが行方不明になってしまい、あかりは車にひかれてしまったのでは、と心配していました。

室生先生は「それはない」と断言しますが、あかりは半信半疑。それからシロが病院で保護されている連絡があり、室生先生が言ったことが本当だったとわかります。

その後、シロの助けで成仏できない子供たちの霊を救ったり、室生先生の大叔母さんやハトコのみずほの霊事件を乗り越えて、ふたりはお付き合いをすることに♡

 

白猫・シロは霊感ネコ

 

霊感のある猫であるシロは、しばしば何もない虚空を見つめ、ときには威嚇して悪霊を追い払います。

あかりは霊感そのものはほとんどないのに、なぜか霊がよってきてしまう体質で、シロと暮らすためにペット可能なマンションに越しましたが、引っ越し先でも心霊現象に出会ってしまいます。そのたびに、シロが現れて霊からあかりを守ってくれるのです。

シロがいなければ、あかりの人生はどうなっていたことか・・・。

室生先生のハトコのみずほは恋敵役であるあかりに呪いの鏡を渡し、拝み屋? と一緒に呪いをかけます。あかりは地獄へ引きこまれそうになりましたが、シロが室生先生に危機を知らせたことで、間一髪のところで助かりました。

 

こんなニャンコと暮らしたい

 

こんな霊感猫ちゃんがいてくれたら、心強いですよね。猫って、よく視線を空中にさまよわせるような動作をしますが、何か見えてるんじゃないんでしょうかね・・・。

悪霊の顔はかなり怖いですが、基本的にラストはほんわかエンドなので、それほどホラーなお話ではありません。

「怖いもの苦手!」という方でも、比較的、安心して読めるホラーコミックです。

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