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漫画「極黒のブリュンヒルデ」ネタバレ感想 岡本倫作

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岡本倫作の漫画「極黒のブリュンヒルデ」は、宇宙人を探していた少年が幼い頃に死に別れてしまった幼なじみにそっくりな美少女と出会い、魔女たちの戦いに巻き込まれていくお話です。

彼女は幼なじみの少女なのか? 魔女たちの悲しい宿命に少年は終止符を打てるのか・・・

ネタバレ感想なのでご注意ください。

幼なじみと瓜二つの少女

村上良太は幼いころに大好きだった「クロネコ」と呼んでいた少女を事故で死なせてしまった、というトラウマを抱えています。

成長して、彼はクロネコが言っていた宇宙人を探すためにNASAの研究員を目指しており、一度見たものを忘れない記憶力の良さもあり、成績は上位。

ある日、黒羽寧子というクロネコそっくりの女の子が転校してきて、良太は驚きますが、本人は「私じゃない」と否定。

魔女たちの存在を知った良太

天文部で天体観測をしている良太に、寧子はバスに乗らないようにと言い、良太はバス停で言われたとおりバスを乗り過ごします。

すると、頭上から土石流が落ちてきて・・・寧子が良太をかばい、何らかの力を用いて大きな岩石を砕き、良太の命を助けるのです。

寧子は「良太が死ぬ未来」を仲間の予知で知ったから助けた、と言い、自らを「魔法使いよ」と告げます。

研究所で実験体にされていた彼女のうなじには「ハーネスト」という装置が埋め込まれており、魔法というよりは人体実験により超能力を得た「魔女」だったのです。

魔女たちの助け合いと思いやりに感動

この漫画の本当に素敵なところは、「魔女」と呼ばれる少女たちがお互いに助け合い、強い絆で結ばれていることです。

魔女は一日一回「鎮死剤」というカプセルを飲まなければ、ドロドロに溶けて死んでしまいます。研究所から脱走した魔女たちは、残り少ないカプセルを分けあって、ようやく命をつないでいるのです。

「私の命を使って」と、自らのカプセルを仲間に差し出したり・・・時には命がけでカプセルを手に入れるために死地に赴きます。

全身不随で動けないゴスロリのお人形さんのような佳奈ちゃんと、寧子の友情が素敵♡

魔女の秘密

脱走した魔女たちは「失敗作」でBクラス以下の能力しかなく、研究所にはAクラス、Sクラスといった恐ろしい能力をもった魔女たちがいます。逃げ出した魔女たちを狩るために、研究所から高能力な魔女が刺客として送り込まれます。記憶を操る能力を持った魔女・奈波の回は本当にかわいそうで泣けてきました。

寧子は能力を使用するたび、代償として記憶を失ってしまうため、過去の記憶がありません。Bクラスの魔女だと思っていましたが、じつは本当の力は・・・!

その力の秘密はうなじに埋め込まれたハーネストの中に潜む、奇怪なアメーバのような生き物が関係しています。これはひょっとして宇宙人のなりそこない?

「宇宙人の受精卵」「最強の魔女ヴァルキュリア」も出てきたりと、「宇宙人と魔女」がうまく絡みあいます。

良太と魔女の恋愛の行方は

もうひとつの見どころは、恋愛模様ですね。

良太の初恋の少女・クロネコ。でも、彼女にそっくりな寧子にはその記憶が一切残っておらず、ほとんど別人です。

寧子は表面上、良太にあからさまな好意を見せませんが、良太が他の子と仲良くすると無意識にパワーを発動して周囲のものを壊してしまいます。潜在意識に残っている、恋心なんでしょうか。

仲間の魔女・カズミがグイグイと良太に迫ってきて、だいぶいいところまで関係が進んできてしまっていますが・・・最終回までわかりませんね。

良太は初恋をスッパリ捨てて新たな恋を育むのか、それとも幼い頃から温めてきた愛に戻っていくのか。

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